基幹型の緩和措置、2年延期後廃止/臨床研修部会で合意
医道審議会・医師分科会医師臨床研修部会(部会長=相川直樹・慶応大名誉教授)は3月25日、基幹型臨床研修病院の指定基準に関する激変緩和措置を、2012年度から臨床研修を始める研修医が研修を終了するまで継続した後に廃止することなどを盛り込んだ省令改正に合意した。13年度からの研修医の受け入れは緩和措置の対象外となる。省令改正案に対するパブリックコメントで、激変緩和の継続などを求める意見が多く寄せられたことを踏まえ、基幹型病院を中心とした臨床研修病院群の中で、中小病院を中心とする協力型病院の研修プログラムを活用する仕組みを課題に挙げる意見が出た。(3/26MEDIFAXより)