地域貢献加算「コアは準夜帯」/厚労省が疑義解釈  PDF

地域貢献加算「コアは準夜帯」/厚労省が疑義解釈

 厚生労働省保険局医療課は3月29日付で、2010年度診療報酬改定に関する疑義解釈(その1)を地方厚生局などに事務連絡する。10年度改定で新設した「地域医療貢献加算」(再診料に加算、3点)について「電話等の対応が求められるのは夜間の数時間のみで良いか」との問いに対し、「コアとなる時間は夜間の数時間(いわゆる準夜帯)になると思われるが、他の職員の協力も得ながら、原則、標榜時間外でも連絡が取れる体制を確保すること」との考えを示した。

 深夜・休日などの不在時の患者からの問い合わせの対応としては「少なくとも日中や準夜帯においては、速やかに患者にコールバックすること。深夜や休日等であって急を要する場合においては、留守番電話等において地域の救急医療機関等の連絡先の案内を行うなど、対応に配慮すること」とした。

●やむを得ない場合は2−3の医療機関で

 複数医療機関で対応する場合の連携の在り方としては「原則、自院で対応することとするが、やむを得ない事情がある場合は2、3の医療機関の連携による対応も可能」とし、事前に患者や関係者に連携医療機関での対応となることを伝えておくこととした。(3/29MEDIFAXより)

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