地域格差・病期別など意見百出/チーム医療WGが初会合  PDF

地域格差・病期別など意見百出/チーム医療WGが初会合

 厚生労働省のチーム医療の推進に関する検討会が3月にまとめた報告書「チーム医療の推進について」の提言に基づき、チーム医療の具体的方策について検討するワーキンググループの初会合が10月4日に開かれた。会合では、多職種からなる26人のすべての委員(オブザーバー5人含む)がチーム医療推進に向けてさまざまな意見を述べ合った。

 「チーム医療推進方策検討ワーキンググループ(WG)」は、報告書で示されたチーム医療の方向性を具体的に進める目的で設置され、最終的には「チーム医療ガイドライン(GL、仮称)」の取りまとめを目指す。WGでは今後、チーム医療の取り組みの指針となるGLの策定に加え、GLを活用したチーム医療の普及・推進の方策や、各医療スタッフの業務範囲・役割の見直しなどを検討する。

 WGでは、11月までに各医療職から数回のヒアリングを実施するとともに、ガイドラインの骨子について議論する。年内には親会議であるチーム医療推進会議に検討状況を報告し、年度内にGLを取りまとめる。(10/5MEDIFAXより)

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