地域医療再生計画、作成指針を通知/厚労省、交付額は順次決定
2009年度補正予算の成立を受け、厚生労働省は都道府県が2次医療圏を基本に策定する「地域医療再生計画」の作成指針をまとめ、6月5日付で医政局長通知を発出した。計画期間は09年度-13年度末までの5年間で、対象事業は限定せず、地域の実情に応じて医療課題を解決するために必要な事業を盛り込むよう求めた。
都道府県は10月16日までに医政局指導課に計画を提出。厚労省は有識者による協議会を設置し、提出された計画を順次審議し交付する。11月下旬には交付額を全額決定する予定。都道府県は「地域医療再生基金」を設置し、計画期間内に基金を取り崩して事業を実施することになる。(6/11MEDIFAXより)