国庫補助20%「考えていない」/政府答弁書
政府は2月18日、全国健康保険協会に対する国庫補助率について「現時点で20%に引き上げることは考えていない」とする答弁書を閣議決定した。木村太郎氏(自民)の質問に答えた。
すでに実施した後期高齢者支援金への総報酬割の導入や、国庫補助率13%から16.4%への引き上げに触れ「健康保険組合の保険料率との差が可能な限り拡大しないよう措置を講じている」とした。
2011年度の支部ごとの保険料率について、最高と最低の差が拡大したことについては「都道府県支部間の医療費の水準の格差の拡大」と「激変緩和措置としての保険料率の調整幅の縮小」を要因に挙げた。(2/21MEDIFAXより)