国保税滞納でも保険証/天草市、新型インフル対策  PDF

国保税滞納でも保険証/天草市、新型インフル対策

 熊本県天草市が、国民健康保険税を滞納して無保険の状態になっている世帯向けに、新型インフルエンザ対策として短期保険証を発行したことが9月15日、分かった。

 対象は540世帯758人で、9月15日から2010年1月31日までの期間、通常の保険証と同じように3割負担で医療機関を受診できる。

 無保険だと受診時に医療費が全額負担となり、受診を控える恐れがあるため、市保険年金課が新型インフルエンザ対策の一環として実施した。ほかの病気でも通常の保険証と同様に使える。同課は「(新型インフルの)まん延期に向けた緊急の特例措置で、迅速に受診できる態勢づくりを考えた」としている。【共同】(9/16MEDIFAXより)

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