国保医療費は佐賀が最高、茨城が最低/10年度地域差分析  PDF

国保医療費は佐賀が最高、茨城が最低/10年度地域差分析

 厚生労働省は8月24日、2010年度の医療費と市町村国保の保険料について地域差分析の結果を公表した。市町村国保の1人当たりの医療費を「地域差指数」で分析した結果、佐賀県が最も高かった。最も低かったのは茨城県だった。入院だけで見ると最高は長崎県で、最低は千葉県となった。入院外では最高が広島県で、最低は群馬県だった。

 後期高齢者医療制度を地域差指数で分析した結果、最高は福岡県、最低は岩手県だった。

 厚労省は10年度の市町村国保の保険料についても地域差分析を行った。国保保険料について平均所得者の保険料水準を示す「標準化指数」を用いた初めての分析。標準化指数により保険者ごとに格差がある市町村国保の保険料について賦課方式や所得の違いによらず比較できる。標準化指数の最高は徳島県、最低は東京都となった。(8/27MEDIFAXより)

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