同時改定「延期論にくみしない」/全自病が立場を表明  PDF

同時改定「延期論にくみしない」/全自病が立場を表明

 全国自治体病院協議会は5月25日、常務理事会で2012年度の診療報酬と介護報酬の同時改定に対する全自病の見解について協議し、全会一致で「延期せず、予定通りに進めるべき」とする立場でまとまった。邉見公雄会長が会見で明らかにした。

 邉見会長は同時改定について「見送りせず、粛々と進めるべき。延期論にくみしない」と主張。「次回改定に向けた議論では、われわれの会員の7割を占める中小病院の期待に添えられるような議論をしたい」と述べた。

 また、小熊豊副会長は「医療提供体制や診療内容の在り方の検討を止めてはならない。粛々と医療の在り方を提言していくべきだ」と大震災が改定延期の理由にならないと指摘した。(5/26MEDIFAXより)

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