原中会長と小沢氏が最高責任者/日医と民主の新協議会
日本医師会の原中勝征会長は5月30日に神戸市で開かれた近畿医師会連合定時委員総会で来賓あいさつし、民主党との間で設置することに合意した医師会との連絡会議「国民の生活を考える協議会」について報告した。原中氏は、協議会は小沢一郎・民主党幹事長と原中氏が最高責任者となり、日医の常任理事以上が全員参画するとし「これで、きちんとものが言えるルールができた」と報告した。
原中氏は、政権交代について従来の「医師減らし」「病院減らし」「医療費削減」をやめさせる好機との認識をあらためて強調。医師不足対策については「現状の1.2倍でよいというのが日医の考えだが、とりあえずは民主党が公約に掲げる1.5倍をやってもらう」とした。ただ民主党については「力不足。省庁の三役の知識不足も目立ち、自民党時代よりも官僚に洗脳されている三役がいる」と述べ、厳しく対応する姿勢が必要とした。(6/1MEDIFAXより)