厚労省提出法案、成立なし/第176臨時国会が閉会
第176臨時国会が12月3日、閉会した。政権が最重要課題と位置付けた2010年度補正予算は成立したものの、厚生労働省の提出法案は継続審議となっていた法案も含め1本も成立しなかった。
弱毒性の新型インフルエンザに対応した「新臨時接種(仮称)」の創設を盛り込んだ予防接種法改正案は、10年の通常国会に提出され継続審議となっていたが、今国会では審議されず、再び継続審議となった。
一方、12月3日の参院本会議では、障害福祉サービスの利用者負担を現行の原則1割から負担能力に応じた応能負担とする改正障害者自立支援法が、議員立法で可決、成立した。(12/6MEDIFAXより)