厚労省が一体改革の方向性を説明/社会保障審議会
社会保障審議会が1月30日開かれ、厚労省側が出席委員に対し、社会保障・税一体改革素案や日本の将来人口推計などを説明した。
素案の概要を解説した厚労省の香取照幸政策統括官(社会保障担当)は▽消費税5%引き上げ分の財源13.5兆円程度のうち、0.8兆円程度を消費税引き上げに伴う物価上昇による年金・診療報酬などの支出増に当てる▽改革の達成度は社会保障・税一体改革成案(2011年6月)で示したシミュレーションとの対比によって事後的に評価できる―などの説明を行った。(1/31MEDIFAXより)