厚労副大臣に大塚氏、規制改革の推進派/岡本政務官らは留任  PDF

厚労副大臣に大塚氏、規制改革の推進派/岡本政務官らは留任

 政府は1月17日、民主党の大塚耕平広報委員長を厚生労働副大臣に起用する人事を決めた。退任する藤村修厚労副大臣は枝野幸男官房長官の代わりに党幹事長代理に就任する。岡本充功政務官らこのほかの厚労政務三役は留任となる。

 大塚氏は2000年12月に日本銀行を退職し、01年7月の参院愛知県選挙区で初当選。現在2期目。財政や金融政策に明るい政策通として知られる。

 民主党鳩山内閣と第1次菅内閣で内閣府副大臣を務めた。在任中は行政刷新会議の「規制・制度改革に関する分科会」で分科会長を務め、保険外併用療養の範囲拡大を求める報告書をまとめるなど規制緩和に積極的だ。

 内閣府副大臣を退任後も党内の総合特区・規制改革小委員会で委員長を務め、規制改革に取り組んできた。内閣府副大臣として厚労省に規制緩和を求めてきた大塚氏が、今度は厚労副大臣となり医療行政にどのようなかじ取りをするかに注目が集まる。(1/18MEDIFAXより)

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