協会署名に大きな反響 国の計画に痛打を! 会員・患者署名  PDF

協会署名に大きな反響 国の計画に痛打を! 会員・患者署名

 
「ひとこと」欄に怒りの書き込み!
 
混合診療の拡大策 不平等と質の劣化を招き反対
医療費の管理制度 医療制度の混乱と崩壊の恐れ大
消費税の増税問題 受診抑制の現場を見て下さい
 
 協会のすすめる三つの会員署名「私たち保険医は混合診療拡大策に反対です」(政府宛)、「都道府県ごとに医療費を管理させる国のねらいに反対し、府民の生命と健康を守る医療行政の継続・発展を求める」(府宛)、「消費税の10%増税を中止し、医療への『ゼロ税率(免税)』適用を求める」(政府宛)に、多くの会員からご協力をいただいている。
 「患者申出療養」は、安倍政権の成長戦略と分かち難く結びついており、経済成長最優先の医療イノベーションを目的に保険外併用療養費の仕組みを活用した混合診療の枠組みを、かつてなく拡大することで、患者の安心・安全を危機に晒し、結果責任を患者と医療機関に委ねる計画である。
 「都道府県単位の医療費総額管理」は、都道府県単位の「標準的な医療費」を国の示す「ものさし」で設定し、それを超えないための保険給付抑制や提供体制見直しを強いるものである。
 こうした医療制度の大転換を、患者の生命と健康を預かる医師として、決して許してはならない。そのような思いが、寄せられる署名のひとこと欄に、その筆致に熱く溢れている。
 協会は、この署名を重視し、取り組み期間を大幅に延長。総選挙を経た年明け1月の通常国会での提出を目指す。まだ、署名していないという会員各位には、ご協力をお願いしたい。
 あわせて、混合診療拡大反対の患者署名も取り組んでいる。
 ぜひ、窓口で患者さんに署名を訴えていただくよう、お願いしたい。この患者署名も、年明け以降、引き続き取り組んでいく方針である。
 署名用紙は、事務局にお問い合わせいただくか、協会ホームページからダウンロードできる。ご活用いただきたい。
医療ゼロ税率の適用求め
 また協会は、消費税の10%増税を中止し、医療への「ゼロ税率(免税)」適用を求める会員署名にも取り組んでいる。消費税増税は、損税による医療機関経営の圧迫のみならず、患者の受診抑制にもつながり、ひいては疾病の重症化につながりかねない。
 会員各位には、ぜひこの署名にもご協力いただきたい。

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