協会けんぽ国庫補助率16.4%に/被用者保険が10年度610億円拠出
財政が逼迫する協会けんぽに対する国庫負担の引き上げについて12月23日、厚生労働、財務両省の大臣折衝で、引き上げに必要な財源の半分に当たる910億円を健保組合など被用者保険に“肩代わり”してもらうことを決めた。2012年度までの特例措置。
国庫補助率を現行の13%から、健康保険法の本則で規定されている16.4%に引き上げた場合、1800億円の財源が必要。厚労省は10年7月以降、国庫補助率を16.4%に引き上げるが、必要額の半額程度を被用者保険に負担してもらう方針だ。10年度は610億円、11年度以降は910億円を被用者保険に負担を求める。(12/24MEDIFAXより)