協会けんぽ、10年度保険料率を了承/全国平均9.34%  PDF

協会けんぽ、10年度保険料率を了承/全国平均9.34%

 全国健康保険協会運営委員会は1月27日、2010年度の都道府県単位保険料率案を了承した。全国平均は9.34%で、10年3月分の保険料額から適用となる見通しだ。

 都道府県別では、最も高いのが北海道で9.42%、次いで佐賀県の9.41%、香川と福岡の2県が9.40%など。一方、最も低い県は長野県で9.26%、このほか新潟県が9.29%、山形、茨城、埼玉、静岡の4県が9.30%など。

 協会は新しい保険料率によって、09年度収支では4500億円となる見込みの赤字を、10年度収支では3000億円まで減らし、3年間で財政健全化を図るとしている。

 10年度の介護保険料率は1.50%、船員保険の介護保険料率は1.47%で、それぞれ了承した。(1/28MEDIFAXより)

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