医薬品の24時間販売始まる/コンビニでも風邪薬
風邪薬などの一般医薬品(大衆薬)をコンビニエンスストアやスーパーで販売しやすくなる改正薬事法が、6月1日施行された。これを受け、セブン−イレブン・ジャパンが、コンビニでは初めて医薬品の24時間販売を実験的に始めるなど、流通業界の新たな取り組みが始まった。
セブン−イレブンの東京都千代田区の店舗では、新たに設けられた「登録販売者」の資格を取得した社員が顧客に対応、医薬品の24時間販売を始めた。消費者の反響を見て他店舗への拡大を検討する。
大手スーパーのイオンは同日から、一般メーカー品より2−4割安い大衆薬の新商品を、グループのドラッグストアなど10社で販売。ドラッグストア大手も登録販売者を店舗に投入して営業時間を延長、スーパーなどを迎え撃つ構えだ。【共同】