医療給付費の割合31.7%/07年度社会保障給付費
2007年度の社会保障給付費に占める医療部門給付費の割合は31.7%で、前年度比0.2ポイント増加したことが10月22日、国立社会保障・人口問題研究所のまとめで分かった。医療部門給付費額は28兆9462億円(前年度比3.0%増)。社会保障給付費総額は91兆4305億円(同2.6%増)で過去最高となった。
部門別のほかの給付費は「年金」が48兆2735億円(同2.0%増)で社会保障給付費に占める割合は52.8%(同0.3ポイント減)、「福祉その他」は14兆2107億円(同3.9%増)で15.5%(同0.1ポイント増)を占めた。「福祉その他」のうち介護対策は6兆3727億円(同5.2%増)で割合は7.0%(同0.2ポイント増)となっている。
国民所得に占める社会保障給付費の割合は24.4%(同0.54ポイント増)。国民所得に占める医療部門給付費の割合は7.72%(同0.20ポイント増)だった。(10/23MEDIFAXより)