医療療養で約4割が経管栄養/日慢協の患者調査
医療療養病床の入院患者のうち、胃瘻などによる経管栄養を行っている患者は約4割に上ることが、日本慢性期医療協会(武久洋三会長)が会員施設を対象に実施した「栄養摂取の状態に関する患者調査」で9月2日までに分かった。
2010年6月に実施し、調査日時点の患者の状態について聞いた。医療療養病床を持つ312施設から回答を得た。
医療療養病床の入院患者2万8102人のうち、経管栄養を行っている患者は41.8%を占めた。「経鼻胃管患者」は入院患者全体の13.1%、「胃瘻(腸瘻を含む)患者」は入院患者全体の28.8%だった。(9/3MEDIFAXより)