医療情報GL改定で作業班設置/医療情報ネットワーク基盤検討会

医療情報GL改定で作業班設置/医療情報ネットワーク基盤検討会

 厚生労働省の「医療情報ネットワーク基盤検討会」は7月30日、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」(第3版、医療情報GL) の改定などに向けた検討を行うため、作業班を設置することを決めた。8月上旬から11月下旬をめどに作業班で検討を進め、医療情報の外部保存通知改正案や、医療情報GL改正案、個人による医療情報の活用に関する報告書案を次回検討会に提示。その後、検討会での意見を踏まえた医療情報GLのパブリックコメント案を審議し、パブコメ募集を経て医療情報GLなどを改定する予定。

 ガイドラインについては、厚労省の医療情報GLのほか、経済産業省や総務省からも医療情報の取り扱いに関するガイドラインが発出されており、それらの整合性が求められている。また、技術進歩に合わせた医療情報の取り扱い方策について、安全管理や運用方策などを体系的に検討する必要があることなどから、医療情報GLを改定することになった。(7/31MEDIFAXより)

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