医療安全の相談9万件超/支援センター08年度実績  PDF

医療安全の相談9万件超/支援センター08年度実績

 厚生労働省は4月20日、医療についての相談・苦情などを受け付けている医療安全支援センターの業務実績を公表した。2008年度の対応件数は都道府県に設置されたセンターが5万5391件、保健所設置市と特別区に設置されたセンターが4万982件だった。浜田昌良氏(公明)への答弁書で示した。

 同センターは医療法に基づき、都道府県や保健所設置市などで設置が進められている。医療についての相談や苦情などへの対応のほか、センターの運営方針や地域での医療安全推進の方策などを検討する医療安全推進協議会の開催などを業務としている。09年12月時点で都道府県に設置されたセンター64カ所、保健所設置市と特別区に設置されたセンター25カ所が協議会を立ち上げている。

 厚労省はセンター未設置地域での設置の働き掛けと支援事業を充実していきたいとしている。(4/21MEDIFAXより)

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