医療事故報告件数6月は34件  PDF

医療事故報告件数6月は34件

遺族と医療機関から調査依頼

 日本医療安全調査機構は医療事故調査制度の6月状況を7月8日に公表した。

 6月の医療事故報告受付件数は34件(全件病院)で、診療科別の主な内訳は、消化器科6件、内科5件、循環器内科・外科各4件であった。累計件数は285件(診療所23件、病院262件)となった。

 相談件数は131件(累計1381件)で、内容による集計では158件(複数計上)であった。その内訳は、「医療事故報告の判断」に関する相談が27件(17・1%)、「手続き」に関する相談が27件(17・1%)、「院内調査」に関する相談が50件(31・6%)、「センター調査」に関する相談が11件(7・0%)、その他43件(27・2%)。

 院内調査結果報告が14件行われ、累計92件となった。

 6月はセンター調査依頼が2件(累計4件)あり、内1件は医療機関から初のセンター調査依頼となった。

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