医療事故報告件数3月は48件  PDF

医療事故報告件数3月は48件

センター調査依頼も1件

 日本医療安全調査機構は10月にスタートした医療事故調査制度の3月状況を4月8日に公表した。

 3月の医療事故報告受付件数は48件(診療所5件、病院43件)で、診療科別の主な内訳は、外科10件、整形外科7件、循環器内科6件であった。累計件数は188件(診療所19件、病院169件)となった。

 相談件数は141件(累計1012件)で、内容による集計では165件(複数計上)であった。相談内容の内訳は、「医療事故報告の判断」に関する相談が40件(24%)、「手続き」に関する相談が45件(27%)、「院内調査」に関する相談が44件(27%)、「センター調査」に関する相談が10件(6%)、その他26件(16%)であった。

 院内調査結果報告が17件行われ、累計50件となった。

 なお、センター調査依頼が1件あり、累計2件となった。3月の調査依頼元(遺族からか、医療機関からか)について、同機構は「明らかにできない」としている。

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