医療・福祉の平均給与29万8000円/10年勤労統計、前年比3.1%減
厚生労働省は2月1日、現金給与総額について、2010年の毎月勤労統計調査の結果速報を公表した。産業全体では平均月間現金給与総額は前年比0.5%増の31万7092円で4年ぶりの増加となったのに対し、医療・福祉産業は前年比3.1%減の29万7647円となった。
産業別に見ると、病院の平均月間現金給与総額は40万4148円(所定内給与30万9050円、超過労働給与2万8065円、特別に支払われた給与6万7033円)だった。以下同様に一般診療所は25万4612円(21万1688円、7749円、3万5175円)、老人福祉・介護事業は21万6069円(17万4509円、7696円、3万3864円)だった。医薬品製造業は55万6076円(37万5355円、2万5171円、15万5550円)だった。(2/2MEDIFAXより)