医療ツーリズムで「機関特区」認証を/成長戦略で国家戦略室
政府の国家戦略室は4月26日、新成長戦略の策定に向け、厚生労働省からヒアリングを行った。政府内で検討が活発化している医療ツーリズムをめぐっては、厚労省側が、外国人を受け入れる医療機関を認証する制度の検討や、国際競争力のある医療分野の可視化を提案。国家戦略室側は、医療ツーリズムの推進に向けて規制緩和などを行う医療機関を「機関特区」として認証する制度が必要だと指摘した。
ヒアリングには厚労省から足立信也政務官が、国家戦略室からは津村啓介・内閣府政務官らが出席した。
各省庁からのヒアリングを受け、国家戦略室は今後、新成長戦略の工程表を作成。これを基に省庁や与党とも議論し、6月の閣議決定を目指す。(4/27MEDIFAXより)