医師確保や災害対応強化を/北海道、東北知事会議
北海道と新潟県、東北6県の知事で構成する北海道東北地方知事会議が11月6日、青森市のホテルで開かれ、地震など自然災害への対応や、医師確保策の強化などを国に求める緊急提言をまとめた。
岩手・宮城内陸地震などがあった岩手県の達増拓也知事は「山間部を中心に被害が甚大だったが、林地の復旧支援の仕組みが不十分」として、災害復旧での地方の負担軽減や激甚災害指定基準の見直しを求めた。
地方の医師不足について新潟県の泉田裕彦知事は「地方と都市部の差は厳然としている」と指摘。福島県の佐藤雄平知事も「研修医が東京に一極集中しており、卒後臨床研修制度の見直しが大事」と主張した。【共同】(11/10MEDIFAXより)