医師派遣制度の創設を公約/無投票3選の民主・小沢代表
民主党代表選挙が9月8日告示され、小沢一郎代表の無投票3選が決まった。21日の臨時党大会での承認を受けて正式に就任する。小沢代表は同日、医師派遣制度の創設など新しい政権の基本政策案を発表。記者会見では「基本政策案を軸に党内の英知を結集し、早急に総選挙のマニフェストを取りまとめたい」と抱負を述べた。
基本政策案は「国民の生活が第一」の原則に基づき、医療や教育、雇用など日本型セーフティーネットの構築や官僚主導による政治行政の改革など9つの柱を掲げている。
福祉では後期高齢者医療制度を廃止し、医療制度を一元化することや、医師派遣制度を創設して医療現場の崩壊を防ぐことを挙げた。
また、国民の政治参加の仕組みとして、100人以上の与党議員を副大臣や政務官などとして政府の中に入れ、法案の立案から決定に至るまでを国会議員が主導する方針を掲げている。(9/9MEDIFAXより)