医師不足対策で専門医に奨励金/鹿児島県
9月20日の九州医師会連合会地域医療対策協議会では、医師不足への対応も協議事項に上った。鹿児島県医師会によると、鹿児島県が2008年度事業で新たに臨床研修医確保対策事業に取り組み、特に医師不足が深刻な小児科・産科・麻酔科の専門研修医を対象に奨励金を支給することになったという。
支給額は年30万円で、対象者は10人を想定する。初期臨床研修を終了後1年目の専門研修医が対象。県内で1年以上、専門研修を受けることを条件とする。研修を受ける病院は、日本小児科学会による専門医研修施設など、各学会が指定する病院のほか、県内の臨床研修病院や、専門研修プログラムに基づいて専門研修医を指導している病院などとなっている。(9/24MEDIFAXより)