勤務医の健康支援で健康相談/日医、電話やメールも活用
日本医師会は勤務医の健康支援のため、Eメールや電話による健康相談を実施する。今村聡常任理事が10月7日の定例会見で明らかにした。日医の「勤務医の健康支援に関するプロジェクト委員会」(委員長=保坂隆・東海大医学部教授)が2008年度まとめた中間報告で、医師のための電話相談窓口などの開設を提案しており、試験的に期間限定の相談窓口を設置し、勤務医対策を充実させるための具体策を模索する。
Eメール(soudan@po.med.or.jp)による相談窓口は10月15日から10年1月15日まで3カ月間、開設する。電話相談(TEL 03-3942-6504)は12月5日に日医内に当日のみの専用回線を設けて、午前10時から午後6時まで受け付ける。匿名でも受け付けるが、返答が必要な場合は連絡先を知らせてもらう。相談内容について個人が特定できる形での公表はしない。家族や同僚からの相談も受け付ける。相談員は同プロジェクト委メンバーが務める。Eメールによる相談は保坂委員長が内容に応じて担当する相談員を割り振る。電話相談は、精神科を専門とする医師が必ず同席する。(10/8MEDIFAXより)