前期高齢者交付金、1565億円過大交付/支払基金
社会保険診療報酬支払基金は4月26日、2008年度の前期高齢者交付金について、980自治体に1565億円を過大に交付し、740自治体で1119億円の不足が生じたことを明らかにした。各自治体の過大分や不足分は、10年度の交付金(総額2兆7210億円)で調整する。
前期高齢者交付金は、65−74歳の医療費負担を各保険制度で調整するため、08年度に導入された。支払基金が健保組合や協会けんぽから納付金を徴収し、国保を運営する市区町村に交付している。(4/27MEDIFAXより)