前回のマニフェスト軸に/民主・公約会議で鳩山首相  PDF

前回のマニフェスト軸に/民主・公約会議で鳩山首相

 7月の参院選で掲げるマニフェスト作成を主導する民主党の政権公約会議は3月31日、初会合を開き、5月末の取りまとめに向けて始動した。議長には鳩山由紀夫首相が就任。鳩山議長は冒頭のあいさつで「今までのマニフェストを軸に議論しながら、さらに新しいビジョンのようなものを示してほしい」と述べ、2009年の総選挙のマニフェストを前提に検討する意向を示した。

 会合終了後、高嶋良充筆頭副幹事長が会見し「総理から『09年マニフェストの主要政策を基本にして、参院選のマニフェストを作ってほしい』という指示なので、09マニフェストの点検を行う。子ども手当などの財源の捻出も含めて検証していく」と述べ、前回のマニフェストで掲げた政策の進捗状況の調査から始めると説明した。

 取りまとめまでの日程については、各分野の政策を専門的に議論する3つの研究会が5月10日までに、具体的な項目を「マニフェスト企画委員会」に提出。同委員会で調整した上で、5月20日をめどにマニフェストの素案を作成する。(4/1MEDIFAXより)

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