出産一時金「予算編成の過程で検討」/政府答弁書
政府は6月22日、2010年度までの暫定措置として支給額の引き上げが行われている出産育児一時金の11年度以降の対応について「財源の在り方も含め、11年度予算の編成過程で検討していきたい」とする答弁書を閣議決定した。木村太郎氏(自民)の質問に対する答弁書。
出産育児一時金は09年1月の産科医療補償制度の創設に合わせて支給額を引き上げた。同制度に加入する医療機関で出産した場合などに、支給額を35万円から38万円とした。09年10月からは10年度末までの暫定措置としてさらに4万円引き上げている。
妊婦健診の公費負担拡充の措置についても同様に検討したいとした。(6/23MEDIFAXより)