出生率が2年連続増加/07年人口動態統計の確定数
厚生労働省は9月3日、「2007年人口動態統計(確定数) の概況」を発表した。出生数は前年比2856人減の108万9818人で、6年ぶりに増加した前年から再び減少に転じた。1人の女性が一生の間に産む子どもの数を推計した「合計特殊出生率」は1.34で、2年連続で上昇した。
出生数を母親の年齢別に見ると前年増加に転じた20−24歳が12万6180人(前年比4050人減)、30−34歳が41万2611人(同5165人減) と再び減少。25−29歳は32万4041人(同1万1730人減) で前年に引き続き減少した。35歳以上では増加し、35−39歳18万6568人(同1万5793人増)、40−44歳2万4553人(同2945人増) だった。(9/4MEDIFAXより)