出生率、前年と変わらず1.37/09年人口動態統計
厚生労働省は9月2日、2009年の「人口動態統計(確定数)の概況」を発表した。09年の出生数は107万35人で前年より2万1121人減少し、合計特殊出生率は前年と同率の1.37だった。
死産数は前年から1172胎減少の2万7005胎。うち自然死産は1万2214胎、人工死産は1万4791胎で、いずれも前年から減少した。死産率(出産1000件当たり死産数)も前年の25.2を下回る24.6だった。周産期死亡は4519人で、妊娠満22週以後の死産が3645人、早期新生児死亡が874人だったが、いずれも前年より減少している。
一方、死亡数は114万1865人で同様に542人減少した。(9/3MEDIFAXより)