再診料の「復点」は短冊に盛り込まず
2012年度診療報酬改定の概要が固まった。中医協は2月1日の総会で、個別改定項目(いわゆる短冊)と答申書の付帯意見に関する議論を一通り終了。次回の総会を10日にも開き、厚労省が点数などの詳細な数値を入れた改定案を示す。了承されれば2月10日中に小宮山厚労相に答申する見通しだ。焦点となっていた同一日複数科受診の再診評価をめぐっては、総会で支払い側委員が容認する姿勢を示した。再診料の「復点」については短冊に盛り込まず、付帯意見に基本診療料の在り方を検討すると明記した。(2/2MEDIFAXより)