再生戦略策定へ、2月に医療分野を議論/国家戦略会議</h2.
政府の国家戦略会議(議長=野田佳彦首相)は1月25日、日本再生戦略の策定に向けた今後の進め方を確認した。毎月1−2回程度の会合を開くが、それに先立ち民間議員による会合を開いて政策課題を整理する。その結果を踏まえて戦略会議を開き、関係大臣の下で議論。2月は「新産業・新市場の創出」がテーマで、創薬や医療機器開発など医療分野での産業創出戦略を俎上に載せる。日本再生戦略は6月をめどに策定する。
日本再生戦略は、2011年12月24日に閣議決定された「日本再生の基本戦略」をさらに具体化したもので、基本戦略には、東北メディカル・メガバンク計画や、革新的な医薬品・医療機器の開発推進などの施策が盛り込まれている。
2月の新産業・新市場の創出で取り上げる政策課題については、戦略会議に先立つ民間議員の会合で、より具体的に絞り込む方針。(1/26MEDIFAXより)