公的存続求める要望書提出/医労連
医労連は7月27日からの3日間、静岡県で開催した定期大会で、社会保険病院・厚生年金病院の公的存続法案の成立を求める特別決議を採択した。28日付で、菅直人首相や長妻昭厚生労働相らに要望書を提出した。
「社会保険病院・厚生年金病院等を公的な医療機関として存続させ、地域医療の確保を図るための法律の制定を求める要望書」によると、▽社保病院・厚年病院などを公的に存続させる法案の提出と速やかな成立▽年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)の設置期間を延長することがあっても、社保病院・厚年病院などは売却しない▽社保病院・厚年病院などの医療の継続に向けて、医師・看護師ら必要な医療従事者を確保すること―の3点を求めた。(8/2MEDIFAXより)