入院1日当たり点数7.5%増/診療行為別調査、DPC拡大が影響か
厚生労働省が6月20日発表した「2007年社会医療診療行為別調査結果の概況」によると、医科の入院1日当たり点数は2478.4点で、前年調査と比べて7.5%増となった。07年は診療報酬改定のなかった年で、同じく診療報酬改定のなかった05年調査の前年比3.9%増と比べると、伸び率が大きい。厚労省統計情報部は「DPC対象病院の拡大が影響しているのではないか」としている。
07年調査の入院の1日当たり点数の構成割合を見ると、入院基本料が最も大きく36.6%、以下、手術の13.4%、DPCの11.9%が続いた。DPCの対象病院は06年の218施設から07年は360施設に拡大した影響で前年の7.6%から4.3ポイント上昇した。(6/23MEDIFAXより)