先進医療より柔軟な仕組みを/規制改革対処方針を閣議決定
政府は6月18日、「規制・制度改革に係る対処方針」を閣議決定した。保険外併用療養については「現在の先進医療制度よりも手続きが柔軟かつ迅速な新たな仕組みを検討し、結論を得る」と明記した。海外では標準的治療として認められている療法などについて「一定の施設要件を満たす医療機関において実施する場合には、その安全性・有効性の評価を厚生労働省の外部の機関において行うこと等について検討する」とした。結論は2010年度中に得るとしている。
また、レセプト情報を一元化したデータベースについて、幅広く第三者も利用できるルールを10年度中に決定するとしたほか、介護施設の参酌標準は撤廃し、第5期介護保険事業計画(12−14年度)から都道府県が地域の実情に応じて策定可能にするとした。(6/21MEDIFAXより)