個人情報保護WGが初会合/番号制度の導入に向け  PDF

個人情報保護WGが初会合/番号制度の導入に向け

 社会保障と税の共通番号制度の導入に向け、個人情報保護の在り方を検討する政府の「個人情報保護ワーキンググループ」(WG、座長=堀部政男・一橋大名誉教授)は2月7日、初会合を開いた。番号の利用範囲について委員からは「必要最小限の利用から始めた方がよい」との意見が多く出た。

 WGの委員は法学の大学教授や民間研究所研究員、弁護士など11人が選ばれた。政府が2011年6月に法案の概要となる大綱を策定するため、WGは大綱に盛り込む案を6月前に取りまとめる。

 政府が示した論点には、情報漏洩などの懸念を取り払うために必要な個人情報保護の方策を検討することや、個人情報保護が担保されているかどうか監視する「第三者機関」の在り方などが挙がった。(2/8MEDIFAXより)

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