保険者機能の強化目指す/健康保険協会の10年度事業計画
全国健康保険協会運営委員会は3月10日、2010年度の事業計画案をおおむね了承した。保険者機能の発揮や、レセプト点検の効果的な推進などを盛り込んだ。
08年度の特定保健指導実施率が目標の26.3%を大幅に下回る6.5%だったことなどを受け、保健指導の外部委託や、保健師の人員確保などを進めるとした。10年度予算では、保健指導経費に55億2300万円(前年度比20億2300万円増)を計上した。このほか、11年4月からのレセプト電子化に向け、システムにより点検できるレセプトの範囲や項目を拡充するとした。(3/11MEDIFAXより)