保険料率、平均１０.００％で大臣認可／協会けんぽ

　全国健康保険協会は２月９日、４月納付分から適用となる全国平均１０.００％の保険料率について、２月９日付で小宮山洋子厚生労働大臣の認可を受けたと発表した。都道府県別の保険料率は最低が９.８５％（長野県）、最高が１０.１６％（佐賀県）。全国平均は前年度比０.５０ポイント増の１０.００％で、初の１０％台となった。４０−６４歳の加入者に対する介護保険料も、現行の１.５１％から１.５５％に上がる。

　協会けんぽは「保険者として自ら実行できる対策に最大限努めるとともに、国庫補助率の引き上げおよび高齢者医療制度の見直しを含めた抜本的な対策を実施していただくよう、国などに対し、引き続き強く要請する」としている。（２/１０MEDIFAXより）