保険料減免求め、審査請求/後期医療制度で秋田の46人
後期高齢者医療制度の保険料減免を請求した秋田県の男女46人が11月17日、却下処分などを不服として県後期高齢者医療審査会に集団で審査請求した。
請求を呼び掛けた市民団体「秋田県生活と健康を守る会連合会」によると、請求した46人は、収入が生活保護基準を下回っており、本人の介護保険料や家族の国民健康保険税は市町村から減免されている。
このため、支払い能力がないとして県後期高齢者医療広域連合にも保険料減免を求めたが、条例では前年より収入が極端に減った場合などに限っているとして却下されたり、天引きの期日が過ぎても処分内容が通知されなかったりしたという。【共同】(11/19MEDIFAXより)