保険料・利用料の減免を/共産党、介護政策で提言
日本共産党は2月9日、同党の介護政策に対する。提言を取りまとめた。保険料・利用料を減免して、経済的理由で介護を受けられない人をなくすことなどを政策の柱に据えた。
提言では、保険料の減免を国の制度としてつくるべきと指摘。制度の改悪か、「保険料の引き上げか、常に二者択一が迫られる矛盾をなくすため、高齢者の保険料率も全国単一の所得に応じた定率制を目指す」とした。利用料については、将来は無料(10割給付)にするとした。
さらに、コンピューターによる判定が中心の要介護認定制度を廃止し、ケアマネジャーら現場の専門家の判断で適正な介護を提供する制度にすべきとした。介護現場の深刻な人材不足対策として、労働条件の改善や雇用創出の必要性も訴えた。(2/10MEDIFAXより)