他科ドクター必聴! 第656回社会保険研究会  PDF

他科ドクター必聴! 第656回社会保険研究会

せん妄・BPSD(認知症の精神症状)・うつ対応と処方のコツ
〜よくみられる脳と心の問題について精神科リエゾン専門医からのアドバイス〜

参加費無料 事前申込不要

日 時 5月23日(土)午後2時30分〜4時30分
場 所 京都府保険医協会・ルームA〜C
講 師 公益社団法人京都民医連中央病院 診療部 精神神経科 科長 安東一郎氏
主 催 京都府保険医協会
  ※日医生涯教育講座対象(2時間2単位)の研究会です。
カリキュラムコード:29)認知能の障害 32)意識障害 70)気分の障害 73)慢性疾患・複合疾患の管理

安東先生からのメッセージ

 「精神科リエゾン(一般病院連携精神医学)専門医」をご存じでしょうか。これは、一般病院において身体疾患の担当医や看護師などと協力して、身体疾患に伴い生じる「脳」と「こころ」の問題に対応するスペシャリストです。われわれが、よくみる精神疾患には、「うつ」、「認知症」、「不眠・不安」、「アルコール依存症」などが挙げられます。そして、最も多く遭遇する疾患は、「せん妄」です。「せん妄」は、活発な精神症状を伴いますが、その発生の多くは身体疾患に伴うものです。このため外科医、内科医が対応しなければならない状況が多く、速やかに「せん妄」の適切な対応を行えば、予後を改善させることができます。「せん妄」への対応と処方のコツを中心に、密接に関連する「認知症のBPSD」や「うつ病」などについても分かりやすく解説したいと思います。

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