介護職員のたん吸引で法整備へ/長妻厚労相が方針  PDF

介護職員のたん吸引で法整備へ/長妻厚労相が方針

 長妻昭厚生労働相は5月15日、たんの吸引や胃瘻による経管栄養などの医行為について、介護職員が実施できるようにする法案を、2011年の国会に提出する方向で検討していることを明らかにした。秋頃までに法案の内容を詰める予定としている。

 介護職員や介護保険サービス利用者らとの意見交換会で明らかにした。長妻厚労相は、たんの吸引や胃瘻による経管栄養などの医行為について「在宅、つまりホームヘルパーもできるようになる。ただ、一定の研修やそれに伴う責任、処遇の問題など、色々と課題はある」とし、法制化に向け詳細を検討する必要があるとの認識を示した。(5/18MEDIFAXより)

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