介護職のたん吸引、診療側委員が懸念  PDF

介護職のたん吸引、診療側委員が懸念

 1月18日の中医協総会では、「社会福祉士及び介護福祉士法」の一部改正で、一定の条件下での実施を認めた介護職員らによるたんの吸引をめぐり、事故が起きた際の責任の所在や、医師との連携の在り方などを懸念する声が診療側委員から上がった。安達委員は「一番の問題は刑事(訴訟)」で、福島県立大野病院事件に言及し「医師の指示そのものが適切でなかったと拡大的に解釈して立件…が起こることを考えると非常に物騒の話」。西澤委員は、在宅で緊急事態が起きた際に医師が駆けつけることについて「普通の主治医段階で24時間対応が可能とは思えない」と指摘した。(1/19MEDIFAXより)

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