介護療養の事業活動収入、改定後に0.1%増  PDF

介護療養の事業活動収入、改定後に0.1%増

 厚生労働省が3月3日の社会保障審議会・介護給付費分科会調査実施委員会に報告した 「2009年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、介護療養型医療施設の09年9月の事業活動収入(介護保険事業以外の収入も含む)は1施設当たり平均5812万円で、08年9月から0.1%増加していたことが分かった。ただ事業活動収入のうち、介護収入は08年9月から4.3%減少し1926万9000円だった。

 給与総額は2817万8000円で08年9月から0.4%増加。給与総額は事業活動収入の48.5%を占めており、08年9月から0.1ポイント増加した。

 介護老人保健施設の事業活動収入は3602万2000円で、08年9月から4.5%増えた。給与総額は1706万9000円で08年9月から2.3%増加したが、事業活動収入のうち、給与総額の割合は47.4%で、1ポイント減少した。

 介護老人福祉施設の事業活動収入は2444万円で、08年9月から3.5%増加。給与総額は1223万4000円で2.3%減少しており、事業活動収入に占める給与総額の割合も、2.9ポイント減の50.1%だった。(3/4MEDIFAXより)

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