介護療養でのサービス受給、依然減少/08年度介護給付費実態調査
厚生労働省が7月30日に発表した「2008年度介護給付費実態調査結果の概況」によると、介護予防サービスか介護サービスのいずれかを08年度に一度でも受けた受給者数は451万6400人で、過去最高だったことが分かった。一方、介護療養型医療施設でサービスを受けた受給者数は、前年度に引き続き減少していた。
08年5月審査分から09年4月審査分までの介護給付費の状況などを調べた。
08年度に介護サービスを受けた人は367万300人で、前年度から4万200人増加していた。介護予防サービスは109万9700人で、前年度より5万5200人増加していた。一方、介護療養型医療施設で介護サービスを受けた人は15万9200人で、前年度から1万5600人減少していた。
医療機関で短期入所療養介護のサービスを受けた人は1万3700人で、前年度から1700人減少。医療機関で介護予防短期入所療養介護のサービスを受けた人は500人で前年度から100人減少していた。(7/31MEDIFAXより)