介護従事者の給与、改定前から9058円増/厚労省が調査結果
厚生労働省は1月25日の社会保障審議会・介護給付費分科会調査実施委員会に、「介護従事者処遇状況等調査」の結果(速報)を報告した。調査は、2009年度介護報酬改定が介護従事者の処遇にどのように影響しているかを調べる目的で実施した。09年度9月の介護従事者全体の平均給与額は23万1366円で、介護報酬改定前の08年9月よりも9058円増えた。ただ、現時点の集計結果には改定以外の要因が影響している可能性があることから、厚労省は要因分析を行い、次回3月3日の委員会に分析結果を報告する予定としている。(1/26MEDIFAXより)