介護報酬の大幅な引き上げを/保団連が要望
保団連は8月20日付で、介護報酬の大幅な引き上げなどを求める「介護保険制度に関する抜本的な改善要求(新提言)」を、長妻昭厚生労働相、社会保障審議会・介護保険部会委員、衆参厚生労働委員に送付した。「社会保障を充実することで国民の労働能力が増し、企業や国家が活性化する」と主張している。
保団連は「医療や介護分野への資源の投入がほかの産業を押し上げる効果が高い」と分析。介護報酬の大幅な引き上げや国庫負担の引き上げ、区分支給限度額の対象から医療系サービスを外すことなどを要望した。
このほか、介護療養病床の廃止の撤回や、介護サービス情報の調査と公表にかかる費用について、事業者負担を廃止することなどを求めている。(8/24MEDIFAXより)